2014年2月3日月曜日

AKBのCD売り上げの内訳

AKB48のシングルの売り上げ内訳についてふと気になったので、調べて図表にしてみた。
下のグラフの青と赤を足した部分がオリコン調べの初週売り上げ。一般に100万枚とか言われるのはこの集計である。
青の部分はサウンドスキャン調べで、要は店頭やamazonなどで売られている通常盤。
赤い部分がいわゆる劇場盤で、握手券などのために直販で売られている分となる。



グラフで見ると分かりやすいが、2012年以降は投票券付きの夏曲をピークとしてその後ずるずると売り上げが下がっていく傾向を繰り返している。
また、サウンドスキャン調べの通常盤の売り上げだけに限定して見ると、ミリオン達成前の最後のシングルである「桜の木になろう」より売れていないものが
「風は吹いている」
「上からマリコ」
「永遠プレッシャー」
「So long!」
「ハート・エレキ」
「鈴懸の木の道で(略)」
と6タイトルあり、売り上げは結構乱高下している。

総選挙の投票権という性格を持つ「真夏のSounds good!」や「さよならクロール」を除外しても、「フライングゲット」と「鈴懸の木の(略)」では実に2.5倍も開いている。ただ、安定して事前に売り上げが見込める握手券分が多いので、それがあまり目立たない。
通常盤の売り上げを増やそうという努力はしているようで、長らく2タイプ(×初回盤と通常盤)で売られていたものが2012年秋の「UZA」から3タイプ、2013年秋の「ハート・エレキ」から4タイプに増えている(2014年の秋には5タイプか?)。

劇場盤の握手券分について見れば、握手会は2010年春の「桜の栞」から2013年春の「So long!」まで1タイトルに付き3日間で組まれていたものが2013年夏の「さよならクロール」で4日間になり、2014年春の「前しか向かねえ」ではついに5日間となる。
ちなみに「ギンガムチェック」から「永遠プレッシャー」までの3タイトルで劇場盤の推定枚数平均は76.3万枚、4日化後の「恋するフォーチュンクッキー」から「鈴懸の木(略)」までだと同87.7万枚で、10万枚以上の売り上げ増が見込める。

握手会を5日化すれば、もしかしたら通常盤を店頭で一枚も売らなくてもミリオンが達成出来るかも知れない。

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